こんにちは。
引き続き、今月はソーイング・手芸用品を作っております
。
今週は以前からお客様にリクエストいただいていた大物(
)に着手しました。
ビンテージ風のトルソーです。
トルソー・・・ボディとかスタンとかいう呼び方もしますね。
(学生の時の記憶を呼び戻すと、、、たしか
。)英語ではドレスフォーム
と言います。
ベースの部分はアメリカのプラスチック製のキットでした。
黒いのをこげ茶に塗り替えて、白い一般的なコットン生地を貼ってみました。
(画像では素材の目がまるでガーゼのように粗く写ってますが、実際はもっと細かい
しっかりしたものになります)
凹凸があるので上手い具合に貼るのがちょっと大変でした。
微妙なところはお赦しを〜
。
グラマーですよね
。
ビンテージ、と名付けたのはこのせいもあるのです。
現代なトルソーはもっと全体的に平たいので。
ボン、キュッ、ボン、のこのボディは、ヴィクトリアンや1950年代のウエストが
締まったお洋服が似合う体型ですね〜。
アトリエなどに飾っていただくのはもちろん、お洋服屋さんとかアンティーク屋さん
でも♪ 一体あるだけで、雰囲気が出ます〜
!
お洋服を着せるのもありですし、もっと汚しをかけたりと、お好みで手を加えて
いただいても
。
続いては小物達。
手芸屋さんの紙袋は2種類。
左側と真ん中のは表裏になっています。色は分かりづらいのですが薄〜いブルーグレイ
です。ヴィクトリアン時代の糸の広告がイラストになってます。
(一番下の画像もご参照下さい♪)
もう1つのは全然雰囲気が違って、かわいい女の子がお裁縫をしているイラスト
。
生地の束は以前あった小さいタイプのをまた作ってみました(左上)。
使う生地や紐を変えるとまたガラリと表情を変えるのが不思議です。
その隣のはオーガンジーのリボンの束。アンティーク風の巻紙を付けるだけで
こんなに素敵になりました。ピンクパープル系とオレンジ茶系の2種類を
作りました。
その下は、茶色く塗った木製の板にアンティークレースを巻いてみました。
コレ、個人的に昔働いていた手芸屋さんを思い出します。。。
台はそれぞれ木目が違うので塗料が濃くのっているところと薄くしかのらない
ところがあったりします。
板の上に置いたのはテープメジャーです。
紙製ですが、くるくる巻いたり縛ったりアレンジしてもいいですね
。
アンティークの刺繍のサンプラーは前々から作ってみたいと思っていたアイテム。
サンプラーというのは刺繍見本のことで、アルファベットが多いのは、少女達が
練習用に刺繍したものだから。フランスではアベセデー(ABCDの意)と言うそう
です。
私も個人的にアンティークのを1つだけ持っていますが、最後に作った年代と
名前が入っていて、そのつたないクロスステッチに、マリーちゃん一体何歳だった
んだろう
?とか想像が膨らみます。
年代は1800年代後半のが多いように思います。それより前のは、博物館入り?
文字よりも絵が多く色も単色ではないのが多いです。
でも、個人的にはこの赤×白のアルファベットが好きなんですけどね
。
今回のミニチュアは、もちろん刺繍はしてません! プリントです。
紙ですが、上からプラ板を入れた木製フレームを付けたら、かなり本物っぽくなり
ました。実際の糸切りバサミを一緒に置いたのでサイズの参考にして下さいね。
さてさて、今月も月末が迫ってきました
。
今月は、
5月29日(土)21:00〜の更新
を予定しております。
どうぞよろしくお願い致します。